自分を知る
自分を知る旅が教えてくれる、軽く生きるための7つのヒント
人生は色々と起きます。楽しいこと、辛いこと、苦しいこと、笑える日もあれば、様々な悩みや問題を抱えながらになる日もあります。
僕も、楽しい日もあるし、辛い日もあるし、苦しかったり悩んだり、そんな日々を生きています。
以前の自分は、そんな問題が起きない人生を追い求めていました。でも、問題が起きないようにと思うほど、問題が起きました。問題が起きないように、、と慎重に生きていたら、自分の外や中で起きたことに、どんどん反応するようになって、生きていくのが、なんだか重たい、、そう感じていました。
問題が起きないようにすればするほど、問題が起きるのは、心理学の専門用語である「投影(シャドー)」で説明できるのですが、ここでは「なぜそうなるのか?」よりも、
人間関係、仕事、お金、将来への不安…
そんな中で、どうしたらもっと軽く、自分らしく生きていけるのか?
気がついたら、軽く生きていた僕の体験から、ヒントをお伝えできたら嬉しいです。
そのヒントは「自分を知る」ことの中に隠れています。
この「自分を知る」カテゴリーの記事を、あなたが読み進めていくと、軽く生きるための重要なメッセージが見えるでしょう。
特に、その中から、大切な7つのポイントを紹介します。この記事の一番下には、最新記事へのリンクもあります。
1. ありのままの自分を受け入れる
「人は、自分でない者になろうとする時ではなく、ありのままの自分になる時に変容が起きる」(変容の逆説的理論)
私たちは無意識のうちに、「こうあるべき」という思い込みに、囚われがちです。
優しくなければ、成功しなければ、もっと頑張らなければ…。
でも、そんな風に必死に自分を変えようとしても、本当の変化は訪れません。
大切なのは、今のありのままの自分を認め、受け入れること。
自分の弱さも、出来なさも、すべてを抱きしめて自分を許すことから、真の変容が始まります。
僕自身、双極性障害と診断され、病気を治そうと必死に努力したけど、頑張っても、症状は一進一退だったんですよね。しかし、ある時「この病気も自分の一部だ」と受け入れた途端に、病気が回復し、症状が消えて、完治へ。
これは、ゲシュタルト療法の哲学である「変容の逆説的理論」に通じる体験でした。
自分を変えようとするのではなく、ありのままの自分を受け入れた時に、本当の変容の扉が開くのです。
カウンセラーとしても、クライアントさんを変えようとするのではなく、目の前のありのままのクライアントさんを受け入れる姿勢が、要(かなめ)と気づきました。
2. 思い込み(ビリーフ)を手放す
私たちの人生は、知らず知らずのうちに「思い込み(ビリーフ)」に支配されています。
僕自身、
「本当に欲しいものは手に入らない」
「私はいらない子だ」
「わからないことをわかるようにしないと」
こうした思い込みを持っていたことで、自分の行動を制限し、自ら自由を奪っていくのですが、
でも、
その思い込みは本当でしょうか?
疑ってみる勇気を持つこと。そこから、思い込みを手放していく道が開けます。
自分を縛る思い込みから自由になったとき、世界をもっと軽やかに感じる感覚があるはずです。
3. 感情と向き合う
僕は、感情を無視したり、抑え込んだりすることが大人だと勘違いし、感情を無視し抑え込むことに慣れていました。特に、怒りや悲しみ、寂しさなどのネガティブな感情は、なるべく避けたいと思ってきました。
でも、そんな風に感情から目を背けていると、自分の本当の気持ちに気づくけないのです。
軽く生きるために大切なポイントは、自分の感情を感じてあげること。
感情は、大切なメッセージを私たちに伝えてくれています。そのメッセージを感じ取る勇気を持つことが大切です。
4. カウンセリング・セラピーの力を借りる
自分を知る旅は、一人で進めるには荷が重すぎることがあります。そんな時は、カウンセラーやセラピストなど、プロの力を借りることも、大切なポイントです。
僕自身のカウンセリングを受けた体験を記事でお伝えしていますが、セッションを通して、自分の中に潜む「母親に認めてもらいたい」という欲求や、境界線(バウンダリー)の課題に気づくことができました。
誰かに伴走してもらいながら、自分自身と向き合う。これも、軽く生きるのに大切なポイントです。
そうすることで、一人では気づけなかった自分の内面が見えてくるのです。
5. 「わからない」を言う勇気
「わからない」と言える勇気の大切さです。
「わからないことを、わかるようにしないと」といけない、という囚われを感じがちです。
でも、人生のすべてがわかるはずがありません。
「わからない」と言えること。それは、素直に自分を受け入れる一歩です。
「わからない」と言える勇気を持つこと。
それは、自分に正直に生きるための大切な一歩です。自分に正直に生きていくことで、僕は、軽く生きるようになれました。
6. 自己理解から他者理解へ
自己理解ができて、はじめて、色眼鏡なしの本当の周りの人や相手を見ることができる。他者理解ができる。
https://karuku.amid.co.jp/self-exploration/53/
自分を知ることができて、はじめて、他者を理解できます。
他者を理解しようと思っていても、自分を理解していなかったら、わからない渦を感じてしまい、頭で分析や理解してしまいがちです。
僕は、自分を知る前までは、他者理解と思っていたのは、思考の分析でした。
私たちは無意識のうちに、自分の思い込み(色眼鏡)を通して相手を見ていて、思考の分析は、この色眼鏡を土台としているので、本当の他者を見ていないのです。自己理解ができて自分の中にどんな色眼鏡があるのかがわかれば、相手の本当の姿が見えてきます。
自己理解と他者理解は深く結びついているのです。
人間関係で悩んでいるなら、まずは自分自身と向き合ってみることを、僕の体験からあなたにおすすめします。
7. 自分を信じる
最後に、そして最も大切なのが「自分を信じる」こと。
僕は、自分を知る旅を通して、自分自身の強さと弱さ、美しさと醜さ、光と影などの自分を、良い悪いを超え繋がってきました。
そうすると、今まで気づかなかった自分の可能性も感じることができました。
自分のことを一番よく知っているのは、他でもない自分自身。
だからこそ、自分を信じる勇気が大切なポイント。
自分の感情に素直に、自分の心の声に正直に生きていく。それが、軽く生きるための一番の近道なのかもしれません。
まとめ:自分を知る勇気を持って進むと、軽く生きる道に繋がる
「自分を知る」をテーマにしたブログ記事から、軽く生きるための7つのヒントをご紹介しました。
ありのままの自分を受け入れ、思い込みを手放し、感情と向き合い、時にはプロの力も借りながら、自分自身と向き合っていく。そして何より、自分を信じる勇気を持つ。
そんな自己探求の旅は、けっして軽やかではありません。一時的には、重たさも感じることもあるでしょう。僕自身そうでした。そんな時に、カウンセリングのプロに伴走してもらいながら、自分を信じて一歩一歩進むことが大切です。
そして、その先にある世界は、きっと今よりも自由で、豊かです。
一歩ずつ、自分を知る勇気を持って進んでいきましょう。その先にきっと、軽く生きるヒントが隠れています。
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