心理のカウンセリング・セラピーのセッションの時間が好きだ。クライアントさんの中にある真実をクライアントさん自身があることに気づき、自由に選択し、人生を歩く変容に立ち合わせていただく瞬間は心が震える。一方で自分の力不足を感じることもある、カウンセリング・セラピーでファシリテーター(カウンセラー)の僕は介添人、横で伴走するのみ。こちらから直接何かをやることはない。そうなると、色々と突きつけられて自分の小ささを感じることも多い。それでもカウンセリング・セラピーをやりたいと思う。
でもね、カウンセリング・セラピーをやることが目的じゃない。カウンセリング・セラピーの心が震えるのは事実だけど、この心が震えることで、自分の心の乾きを潤しちゃだめだ。カウンセリング・セラピーが必要でない社会になってほしいと思って、カウンセラーをやっているのに、心の渇きを潤して無意識に執着したら本末転倒。矛盾はある。矛盾はある。この矛盾を感じると、昔の僕を思い出した。僕は無力を感じた。小学校に、地球環境に興味を持ち、NHKの地球大紀行に感動し、地球の美しさ、生命力に介添したいと思い、乾燥地研究の研究者を目指した。進路としては、乾燥地研究では間違いない研究所に学生で進むこともできた。大学院修士課程から博士課程に進み、学べば学ぶほど、自分のちっぽけさを突きつけられた。僕は周りにいた天才肌の研究者じゃなかった。微分・積分の式を感覚では理解できるけど、論理的に瞬間に解けなかった。知識・理論が足りないと頑張ったけど、全然、手応えがなかった。そして、実際の現場ではサイエイスで問題が解決しにくく、教育の課題が浮かび上がったのも感じた。じゃそこで、もっと飛び込めばよかったのに、ビビった自分がいた。自分に何ができる?できなかったらツライ。なので逃げた。逃げて平凡でも家族と幸せに生きようーと執着したら、双極性障害というわかりやすーーいメッセージで、からだがストップをしてくれた。子供達2人には寂しい思いをさせたかもしれないけど、僕は一人で生きて行って良いと、天?大いなる存在?からの采配なのかもしれない。自分一人の時間を存分に使い、命を燃やせと。そう、矛盾に耐えられなくて、研究者の道は降りた。でも、この矛盾に耐えられないのも、親父殿から僕が感じていた、大好きな父なのに、僕を放り出して(まぁ26歳まで面倒見てくれたのだから全然放り出してないだけど、当時は思っていた)他に子供作った許し難い父との矛盾に耐えられなかったのかもしれない。(僕が28歳の時に、親父殿は他の女性と子供を作ったので、まー、僕から卒業して、次に進んだだけという事実だけかもしれない、それだけ子供が好きなのかもしれない)
そう、大好きなカウンセラー・セラピーの仕事。でも、本当はこの社会から無くなり、みんなが、カウンセリング・セラピーなどなく、命を輝かして幸せに笑顔に過ごせることが目標。でも、現実はなかなかそうならない、そして、僕一人では、社会を変えるには力が足りない。でも、まずは踊り始めないと誰も一緒に行動してくれないのも、今までの人生で知っている。知識でなく感覚で。なので、この矛盾の中で、やっていく、やり続ける。
カウンセリング・セラピーの仕事だけで、運営が回るほどまだ稼げるほどには至っていない、ある意味、2・3年の経験でいけるほどこの仕事は甘くない。(なんでこんな大変な仕事に魅力を感じるのか、そう悩み、自分に本当に才能があるのか悩んだ時もあった)でも、やり続ける。そのために、WEBコンサル・経営コンサルという武器も持っている自分。どっちかでなく、どっちもある。そして、コンサルタントはただのコンサルタントでなく、カウンセリングマインドを持っているコンサルタントになれた。
人生を命を燃やして歩いていく。
他人のために愛を注ごうとしているのに、そのために自分が苦しくなったり、周囲の人を幸せにしたいと願っているのに、自分が孤独になったり、若い人がこの社会に絶望して苦しんでいる
自殺しようとした、でも、僕は、本当に命を自分で止めるほどの力もなかったと、思っていたけど、本当は生きたかった。
今、日本の自殺者は 2022年の統計データで、2万1千881人
減少したとなっているが、そうとも言い切れない。母集団の年齢人口比を見ると20代は、コロナ禍の時が一番高いポイント。
そもそも、そんな統計データなんてどうでも良くて、一人一人悲しみに絶望している事実は比率で減少だって言ったって、その一人一人の絶望が薄くならない。
自殺する人が2万人を超えている今を変えたい。自分自身、自殺は目の前にあった。
それ以外の選択肢がない、というより、自殺が一番魅力的に見えた。
そんな社会を変えるために小さな自分かもしれないけど、毎日、生きていく。
Keep it real. 軽く生きよう~