プリンターが動き、印刷したA4用紙を積み重ねていると、嬉しい感覚を感じる。
嬉しさは、LPL養成講座18期のスタッフで過ごせることもあるが、
それより、プリンターで資料を用意したり、プレゼンテーションのパワーポイントのファイルを作ったりしている自分
14年前の自分が見たら、驚くだろう。
というのは、14年前は双極性障害の真っ只中、当たり前が当たり前でなくなり、何もできない自分を感じていたし、治療中は、飲んでいた薬の副作用があって手が震え、文字も書けない、そもそも、本を読もうとしても、文字が文字でなく、模様に見えて、読めない、集中しようとしても、頭の中が色々なことが溢れてきて、集中もできない、そんな感じだった。
でも、A4用紙を印刷して準備することに集中できている自分。
色々あった会社員時代の製造業での段取り力、大学から大学院の研究室にて、プレゼンテーションのイロハを叩き込んでもらったこと、自分の探究心を大切にすること、頭の中にあるイメージを整理して組み立てる力、中学・高校のときに、自分の好きに打ち込んで過ごした時間、全部があるから
資料を印刷している今がある。
(早朝6時の浅草橋、JR総武線の発車ベルが聞こえる)

そして、双極性障害のおかげで、今、ここにいる。
辛いかったし、2度と御免被りたいが、ギフトをありがとう。
感性論哲学では、求感性(ぐかんせい)という言葉がある。
求感性とは、生きるために必要な情報を自らが求めて感じようとする力
自分がやりたいと腹から感じることは、自然と求め人生に繋がっていく、そんな感じ。
さぁ、LPL18期 第1講です。
よろしくお願いします。
朝7時すぎの東京 浜松町 大門を歩き、まだ、店内の席に数人しか座っていない静かだけど、BGMだけが賑やかなスターバックスの店内にて。
(会場のビル)
