自分の気持ちを相手に伝えたい、、でも、、
どう伝えたら、、
そんな気持ちで迷ってしまうことが、自分は多かった。
無意識に相手をコントロールしようとしていた
この気持ちの裏側には「自分の伝えた気持ちをわかって欲しい、受け取って欲しい」と思っているから。
極端に表現すると、
伝えた気持ちを受け取れれれれ、どうやったら、自分の気持ちを押し付けることができる?相手をコントロールできる?と、ちょびっと、思っていた(正直に言うと、ちょびっとじゃない)
だって、受け取ってもらえなかったら、自分はひとりぼっちになっちゃうと思い込んでいたから(そんなことないけど、そう思っていて、囚われていた)
しちめんどくさいことをやっていた
そう思えば、思うほど
「あなたは僕にこうして欲しい、ああして欲しい」
まだ、ストレートに、「あなたにこうして欲しい」と表現できればいいけど、、
そんな表現は乱暴で言っちゃいけないと、、ブレーキを踏んでいて、
相手を主語なんだけど、主語にならないように、なんとか伝えることはできないか?と、しちめんどくさいことをやっていて、
結果、伝わらない、、と、また、悩む、、アクセルを踏んで、ブレーキも踏んで、そりゃ、進まない、、そんなループの中に僕は居た。
アサーション
そんな時に、知ったのがアサーション。そして、その後にLPL養成講座で知ったのが「アイ・メッセージ」
「アイ・メッセージ」とは、「私を主語で表現するメッセージ」
この私を主語にして、自分はどう感じているのかを伝えるスキルは、「アサーション」と同じだ。
アサーションとは、このように定義される。
違いを認め、気持ちよいコミュニケーションを交わすための考え方とスキル
『自分の気持ちをきちんと伝える技術』(平木典子 著)
アサーションを知ったのは、36歳の時だった。からだの中を衝撃が走った。
伝えたいことをごり押ししていた
これとは真逆の、自分の表現したいことをどうやって相手に”間違いなく伝えるか”が、コミュニケーション大事と思って、それまでの人生を過ごしていたからだ。
相手に自分の伝えたいことを押し付けていた。自分を大切にしているのでもなく、相手を大切にしているのでもなく、「伝えたいこと」をごり押ししようとしていた自分に気づいた。
伝えたことを、どう受け取るのかは、相手の範疇であり、コントロールできない。
これを心理学では、バウンダリー(境界線)を適切に引くと表現する。
コントロールできないはずの相手の受け取り方を、コントロールしようとしていたのだ。
「あなたはこう受け取るべきである」と。
気づかないうちに、自分を外的な基準でコントロールして、「あなたメッセージ」を相手に投げつけていた。
アイ・メッセージで自分の気持ちを伝える
一方で、アサーションな伝え方を心がけていると、自分自身の気持ちを大切にし、「わたしメッセージ」で、自分の気持ちを伝えること「のみ」に、フォーカスできる。
伝えたことで、相手の中で何が起きるのか・どう理解するのかは、相手の自由である前提を大切にし、伝えることは「相手の受け取り方で変わる」・「誤解やズレは当たり前」だから、「自己表現を誰もが自由に行う」という基本姿勢が、アサーションである。
そう、それは、「アイ・メッセージ」な表現である。
例えば、家族(パートナー)が予定より遅れて帰宅したときに
・あなたメッセージでは…
「どうして、あなたはそうなの、今何時だと思っているの、今まで何をしていたの?」
このように、相手を責めるメッセージになる。
本当は相手を心配しているし、相手を大切に思っているからこそ、ついつい、やっていませんか?
・わたしメッセージでは…
「心配していたよ、遅くなると電話で連絡をもらえたら、僕は嬉しかったなぁ」
自分を大切にすると相手も大切な存在とできる
自分の気持ちを相手にしっかり伝えて、自分を大切に表現することを第一にすると、逆説的だけど、結果として、相手を大切に扱う表現で、気持ちを伝えられる。
まー、小難しい感じになっちゃった、、
自分の気持ちを、そのまま「自分は」の主語のまま、かるーく表現してみようって話かな、
これを伝わるように言い換えるから、めんどくさくなるし、重くなる。
Keep it real. 軽く生きよう~