傾聴の真髄:相手の存在を認め、本音の対話の場を作る 5つの秘訣

問題提起:あなたは「聴く」ことに自信がありますか?

みなさん、こんにちは、のぶです。人間関係の悩み、よくありませんか?

相手の話をちゃんと聴けているのか、不安になることはありませんか?

「話を聴いているつもりなのに、なぜか相手に通じない」「相手の本音が分からない」そんな経験、ありませんか?

実は、僕も長い間、傾聴について大きな勘違いをしていました。そして、その勘違いが原因で、人間関係でつまずくことが多かったんです。

僕の失敗談:傾聴を勘違いしていた頃の話

6年前、僕は自分が「上手に傾聴している」と思い込んでいました。

ま、大きな勘違いだし、今、思い出すと恥ずかしい過去です。

相手の話を一生懸命理解しようと頭をフル回転させ、的確なアドバイスをしようと必死に聞いてました。

ある日、小百合さんとの会話にて、彼女が仕事の進め方の悩みを話してくれて、どうしてそんな風に悩むのか、僕は頭の中で解決策を練りながら、理解しようと聞いていました。そして、「こうすればいいんじゃない?」とアドバイスをしたところ、彼女は「は?」と言いました。「私が欲しいのは、解決策じゃないから、聴いてほしいのに聴いてくれない」と。

聞いて、考えて、判断して、場合によっては、相手をコントロールすることが、傾聴だと思い違いをしていました。

また、学び始めたLPL養成講座のはじめの頃に、傾聴して話を聴くワークがありましたが、それを見た、あけみちゃんから「まったく聴いてないよね」とフィードバックの言葉があって、「えっ聞いているけど、、何が違うのだろう」なりました。

そう、全く聴いてないと、今、振り返ると、あの時の僕は聴いてないと、僕もそう思います。

僕が見つけた傾聴のための5つの秘訣

では、傾聴を具体的にどうすれば良いのか、たくさんの試行錯誤を繰り返す中で、僕が見つけた効果的な傾聴のための5つの秘訣をお伝えします。

これは、僕流です。

  1. 考えない:相手の話を理解しようと頭をフル回転させるのではなく、ただ聴くに留まること。
  2. 判断しない:良い悪いの判断をせず、相手の言葉をそのまま受け止めます。
  3. 行動しない:すぐに何かを返事しようとせず、ただ、この対話の場にいることを感じていくこと。
  4. 比較しない:他の人や状況と比べるのではなく、今、ここでの体験に焦点を当て続けます。
  5. 抱え込まない:相手の問題を自分で解決しようとせず、その問題に向かって相手の方と一緒に共に在ることに徹します。

そして、これらの「やらないこと」を実践しながら、最も大切なのは、お互いに本音で向き合うことです。相手の本音を引き出すためには、まず自分が本音で接することがポイントと気づきました。

結論:傾聴は、存在を認め合うこと

いっぱい失敗したり、回数を重ねる中、傾聴の本質は、相手の存在そのものを認め、感謝することが大切と感じています。

行動や言葉の善し悪しではなく、その人の存在を感じること。そして、その人がどうしてその言葉を話しているのかを共感して共にいることが鍵と感じています。

この在り方で傾聴の場にいると、不思議と相手の本音が見えてくるし、自分も素直に本音を伝えられる感覚になりました。

これが『聴くこと』と気づきました。

みなさんも、ぜひこの傾聴の真髄を日常生活で実践してみてください。きっと、人間関係が豊かになり、心が軽くなる体験ができるかも。

さあ、一緒に、本当の意味での「聴く」力を磨いていきましょう。

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