この4月は、心理カウンセリングのスーパービジョン(SV)をさせていただく機会が多くありました。スーパービジョンとは、先に道を歩んだカウンセラー(スーパーバイザー)が、これからの道を探るカウンセラーと共に考え、気づきを分かち合いながら、専門的な成長をサポートする時間(プロセス)のことです。
今月末にあるLPL認定試験を受験される方々のセッションに6回も立ち会わせていただき、SVをさせていただくことで、いまここのタイミングで介入するのか、見守るのか、その瞬間瞬間に自分に正直で存ることの大切さを感じ、僕自身にも気づきの時間となる貴重な経験を積み上げることができました。
心理セッションのご依頼もいただき、4回行いました。同時に、WEBコンサルティングの中でも、カウンセラーとして学んだ対話の時間を大切にしています。
そうそう、最近、お仕事やりましたとクライアントさんと一緒の写真をSNSにアップしなくなっていました。なぜかなぁと思っていたら、大塚あやさんのfacebookの投稿で、あっ、そうだよね!と感じました。
コンサルティングもカウンセリングが重なってきていて、なんだか、写真をアップすることに違和感を覚えるようになって、アップしなくなっています。
昔の僕は、「僕はあなたのために、あなたの期待に応える」エンジンで頑張っていました、それも素晴らしいのですが、それだけだったので、「なのにどうして結果が出ないのか」と過度に結果に執着していました。その結果に執着しているので、「せめてやりましたよ」とアピールしていたのかもしれません。
私は私、あなたはあなた、私はあなたの期待に応えるために居るのではなく、あなたも僕の期待に応えるために居るのではない。
これは、ゲシュタルトの祈りの一節、そう、僕は、相手の課題を背負いすぎる癖があって、これは、母が苦しそうに家で居るのをなんとかしたいけど、できなかった、無力な自分を隠すために、背負う癖があるのですが、
これを心理学を学んだ6年間で手放ししてきたんだよなぁと。
なので、僕のコンサルや心理セッションで、変化があった、成果があったという声を、たまたま頂けたら「それはよかった」ですが、届かないこともたくさんあるし、そもそも、結果って何?となるわけで。
セッションの直後に結果が伴うなんて、滅多にないわけで、それはコンサルでもそうなので、だから、結果でなく、そのコンサルや心理セッションの時間を共に過ごす、それだけのこと。
LPL認定試験に向けてのサポートは、僕がその時間を持ちたいと感じたので、嬉しい時間でした。僕の哲学の一つに、学び続ける がなぜかあるので、それが出来ている自分に幸せを感じています。
ファミリーコンステレーションの勉強会にも参加でき、ファシリテーターを経験するチャンスを得られたことも大きな収穫でしたし、カウンセラー4人で毎月行っているセッション勉強会の時間も、うれしい気づきの時間でした。
4月19日・20日には、諸富さんの「自分」創造ワークショップに参加しました。2日目の朝、会場に向かう電車の中で、からだの感覚が緩み、幸せを感じる瞬間がありました。「健康である今」「偏頭痛がない今」という感覚に気づき、双極性障害の急性期を乗り越えてきた自分に感謝と喜びを感じて、これからも歩みたい道が見えてきました。
– カウンセリング・セラピーの道を歩き続けたい
– 対話(共感ある)を組織に導入するファシリテーター活動をしたい
– ビジネスコンステレーション、ファミリーコンステレーションのファシリテーターを目指して実践家になる
また、ワークショップでは、エンプティチェアの使い方の幅が広がる経験や、男性の自分が女性クライアントさんへバウンダリーを保ちながら共感を伝えるテクニックも身につけることができました。まさに「自分」創造の時間でした。
心理学って何をやっているの?なのですが
「自分と出会う、自分を知る」
「自分を生きる」
自分に目覚める、自分自身の真実に目覚める、自分自身の世界に目覚める
その気づき(awareness)の触媒になる時間を支援するのが、僕のカウンセラーとしてのあり方で、お届けする心理カウンセリングです。
色々と書きましたが、
元気に自分がやりたい学びの時間を積み上げれている今がうれしい。